5.22.2015

あなた は エルダー フラワー










     また 、  自宅  に   もどってきました 。







ひさしぶり に この すうじつ こちら は やさしい 雨  の 日々






春 の 雨 が うれしいのは 、 だれかたち  が うん と よろこんでいるから 。




そう、 だれか  が 前 に むいて  まっすぐ に むかっていること  が








わ  た  し        は     う  れ  し  い

















ことし の 号 から はじめて 連載 させていただいた phpスペシャル  での



写真 と ことば




こんげつ で 最終回 でした。








冬から 春に かけて の 雪どけ の ような やさしい あたたかい やりとり 。







お声 を かけてくださった  編集長 の 丹治さん、  みなさま







みてくださった みなさま ありがとうございました 。








とても うれしい  じかん  でした  。







そして、 やっぱり 最後 に ふさわしいのは このこ








最後 で あって 希望 







わたし の たいせつ  な 子 。




まよわず  このこ    でした。






 






この けなげ に 出会う  ため 




もう 何年  も この時 は チェコ に いると、 きめている






あいかわらず   いま の このごろ を こんな に ドキドキ  しているのって… 



と 想う と おかし な  はなし  。








おなじころ に 咲く バラたち   なんかと ちがって




どちらかという と 野暮ったい この子








もう、 こちら では あんまり 相手 に されない 花 かもしれない。








それでも     だれも みてくれなくても  、 咲く その  花 は 






 しずか で 繊細 で まっすぐ  で 。









どれだけ の こと を おしえてもらったことでしょう 。









ことし も あおい 蕾   を  たくさん   つけています













これから も きっと ずっと いとし  の  花








それは 、 このこ が ひとたび も  たちどまることなく






  ひたむき に いきているから 。













ある 日 





い  き  よ  う 





と おしえてくれたから 。












    
     最終回 。  わたし の はじまり 。