はやいなぁ もう せんしゅうまつ に なるのね
1泊 で でかけた プラハ
ひさびさ の 友 は
かぞくみたい に あったたくって うれしくて
ひさしぶり に
であったり いただいたり したものたち が
なんだか おんなじ 色味
ふ し ぎ だ な ぁ
帰宅 して ここんとこ また 日常
薄曇り ひんやり 鼻先 ゆれる 炎 たつ 湯気 静寂
想い に ふけるには もってこい
夜な 夜な 手 を うごかし
このころ に なると 目 に とまる 。 おもう 。
ちいさなころ から よしっ と 起きて でかける 朝
どこからともなく かおる のは 玄関先 扉 むこう
ずっと しばらく いまごろ は チェコ なので
このころ に なると おもいだす
その すがた 、 その 余韻
朝 の ひんやり とした 空気
ごきんじょさん が いつか 言ったっけ
aqui ちゃん おはよう 。 わぁ まるで 絨毯 みたい キレイねぇ 。 と。
ちいさいながら に ひとり ドキドキ した
その 景色 は くっきり 眼 に うつるのに
かすかにしか おもいだせない
いや、 ずっと おぼえている と おもっていただけだった
かくにん … あ、 わからない 。
わすれてしまったみたい
わすれてしまったんだ
あんな に いとおしく
かぞくみたい に 玄関先 に しげっていた その かおり 。
こちらで 、 もういちど はじめから 人生 やらなきゃいけないぶん
であったぶん
こうかん しなくちゃ いけないの ?
ささい な こと
すき だったはず の かおり
金 木 犀
わすれてしまうんだなぁ
と きょう ふと 、 おどろいた
だとすると 、 わすれしまう の ?
あの かお あの 手 声 たち も
ずっと は つづかないだろう この 行き来 。
できる いまのうち に
であっておこう さわっておこう
たいせつなもの
かみしめよう
わすれない で いたいこと
わすれて は いけないこと
ですから ほんと に いったり きたり
ふたたび こんげつ 日本 です
この きせつ の 日本 を しらない
もうひとり の チェコ の l u c e ルツェ さん も
いっしょ です
あれ も みせたい これ も みせたい
ほくほく の あまぁい 旬 も まっかっか の 紅葉群 も
しらない ひと に 。