また 、 自宅 に もどってきました 。
ひさしぶり に この すうじつ こちら は やさしい 雨 の 日々
ひさしぶり に この すうじつ こちら は やさしい 雨 の 日々
春 の 雨 が うれしいのは 、 だれかたち が うん と よろこんでいるから 。
そう、 だれか が 前 に むいて まっすぐ に むかっていること が
わ た し は う れ し い
ことし の 号 から はじめて 連載 させていただいた phpスペシャル での
写真 と ことば
こんげつ で 最終回 でした。
冬から 春に かけて の 雪どけ の ような やさしい あたたかい やりとり 。
お声 を かけてくださった 編集長 の 丹治さん、 みなさま
みてくださった みなさま ありがとうございました 。
とても うれしい じかん でした 。
そして、 やっぱり 最後 に ふさわしいのは このこ
最後 で あって 希望
わたし の たいせつ な 子 。
まよわず このこ でした。
この けなげ に 出会う ため
もう 何年 も この時 は チェコ に いると、 きめている
あいかわらず いま の このごろ を こんな に ドキドキ しているのって…
と 想う と おかし な はなし 。
おなじころ に 咲く バラたち なんかと ちがって
どちらかという と 野暮ったい この子
もう、 こちら では あんまり 相手 に されない 花 かもしれない。
それでも だれも みてくれなくても 、 咲く その 花 は
しずか で 繊細 で まっすぐ で 。
どれだけ の こと を おしえてもらったことでしょう 。
ことし も あおい 蕾 を たくさん つけています
これから も きっと ずっと いとし の 花
それは 、 このこ が ひとたび も たちどまることなく
ひたむき に いきているから 。
ある 日
い き よ う
と おしえてくれたから 。
最終回 。 わたし の はじまり 。