まいとし この 月 、 ようやく 実り も のびやか に なったころ、
2、3日 きゅっと 気温 が 急降下
春 の 陽気 は どこやらか 、 氷点下 が まいおりて
せっかく の 実り が だめ に なってしまう こと が ある 。
きっと 、 この 土地 には 必要 な ことなんだろう 。
それでも 昨年 は おどろいた
5 月 と おもっているものが、 4 月 に やってきたものだから 、
実り に なるはず の 花たち は 凍りついて
実ること が できない 木 も たくさん だった 。
まだまだ うっかり できない 。
わたし は 、 毎朝 いつくるんだろう 。 と 話す の だけど
こちら の ひと は 、あまり 気 に していないよう 。
5 が つ も お わ る
すてき な ひと との 会話 で 、 にほん は もう 暑い と きいた 。
おんなじ 時 に こちら では ちょうど ストーブ に 薪 を くべている んだから 、
やっぱり とおくにいるのだなぁ と おもう 。
さいきん 気 に 入っている おくりもの は 、
樹液 が たっぷり ふくまれた 木 を 根気 よく ほそぉく 斧 で わる
天 然 の マ ッ チ 。
そういうもの が こちら では うれしい 。
ストーブ で パン作り を はじめた ちかく の 友人 が
もう ずっと つくるたび に 届けてくれる
おかえし に 薪 を わる 。
薪 で 焼いた パン は ほんとう に おいしい 。
てづくり は 手 で さわって その ひと が やどるから 、
やっぱり あたたかいんだな .... と それ を かじるたび
気持ち が あふれてくる 。
気持ち が あふれてくる 。
そうして 、 気 が つく と いつも 花 の しゃしん で いっぱい の 5 月 。
わたし が 夢中 で 撮る それ は 、 いつも あこがれ たち 。
み ん な み ん な す て き
み ん な い い
すこしまえ から 、 あること に 気づいた 。
カメラ を むける と かならず きまって 風 が ふく。
なんて いっているのだろう 。
やさしく ゆれて ささやくの 。
あすから 、 また マーケット へ
かえったら 6 月 が まっている 。
かえったら 6 月 が まっている 。