1.07.2012

::: ロンドンから はじまる :::




はやいな    はやいな..  ことしも 一週間  が 経 過


 
   ここ しばらく 年賀状  は かかないのに 


   それでも おくってきてくださる みなさま   ありがとう




   そして 新 年 おめでとう




 まだ ピ ン と こないけれど  よい  予 感  に 満ちています




 クリスマス   から ロンドン  に    いっていました




 
  
   ロ  ン  ド  ン .....   




 なんでか あとまわし  に  なっていた  場 所


 こう なにか きっかけ  が  ないと きっと これからも なかなか いかない

  
 場 所 なのでは と おもっていたのに 


 いってみると そこ は まるで 洗いたて  の コットン の ように



新 鮮 な  洗 練  が あふれる   ばしょ  だったのです






  
 

 こんかい は かぞく旅 行    だったので なごやか に ゆるやか に





 公 園   や


















  
                                                                 
                               



美術館 や















... ルーシー・リー  の  アトリエ の 再 現 だそう ...

                    










花   や 木 々   や     ひとびと に 出会い  に  歩いた    歩いた









































あ さ  も  日  が     暮れても







いなか から きた   わたしたち は  急ぎ足  の  街 の  人たちと


よく ぶつかり



街  に なじまない へんな  カラフルな  装 い



ハッピー ニュー イヤー や たのしんでね  と


 ほんとうに よく 声  を かけられていた




そして 


  

 なんでも  揃 う この  洗 練  の  先 端  の  都 市  で いちばん


 
ときめくもの は 



 

ファッション   でも  インテリア   でも  


ショッピング   でも   レストラン   でも なく





:::      やっぱり ひ と   そして 野 菜      :::






いま すむ チェコ  の   はしっこ で いま の 季 節   手  に  入いる 


グリーン の  野 菜  は ブロッコリー   くらい


( ごめんね ブロッコリー )






なので いつも 旅 先  で まず  心 おどるの  は 


八百屋さん  や ローカル   な   ちいさな  自然食材店   や 道 具 やさん


 

   あらゆる チェコ  で  かえない フレッシュ な

グリーン  や しらない  野 菜 たち  を 買いこんで



広 々  とした    真っ白  な    キッチン  で    奏でるみたいに
  
さっと 茹でたり そのまま ていねい  に   あらったりして


いい 塩   と ビネガー ・ オイル  で 和えているとき


とてつもなく  きもちよかったなぁ..











日 本  では おなじみ  の 山 芋  や  里 芋  など も 手  に  はいり


手 に 触れて 洗って 皮 を むくところから    まいかい テラピー



チェコ  家 族 たち は こんかい はじめて たべたという



黒 豆  を たいたり   お寿司   を   つくったり



にほんてき な お正月   の 料 理  も  ならんだ












やっぱり 体   や 感 覚  が   記 憶  しているものに


根っこ  に  ある  もの  たちに


出会う  よろこび  の 粒 子  は からだ  の そこ から 


脳 から 細 胞 から   溢れてくる



 




 
:::




そして こんかい  の 目 的  は クリスマス すうじつまえ に  誕 生 した


パートナー  の おねんさん の こども  に 逢 い に  ゆくこと







うまれて まもない その ちいさな ちいさな   いのち は 


かかえてみる と 姿 より  も しっかり と 重 み  を  たたえ



未 知 の 光  を まだ  見えない その 目 で  追っていた




とある   夜     みんな   で 名 前  を かんがえた 






こんなふうに ひと の はじまり は   透 明  で  神 聖 で



たくさん の ひと に まもられて いるんだね




いま ここ に あること      いま  の 瞬 間  を より 深 く


たいせつ  に 生きなくては








と ちいさな 彼 は  わたし に おしえくれた








    そんなふうに たのしい じかん   は 飛ぶように すぎて 




また 着 た ばしょに..


 空 港 で チェコ 行き の   搭乗口  で   チェコ語 が 


ちらほら   聞こえはじめると


やれやれ と おもって しまうけれど


チェコ に つく と   やっぱり  ほっ と す る




ぼんやり くたくた 着ふるしても



なんとも きごこち の よい 肌触り の やさしい   



部屋着 みたいな チェコ








         ここ に いる おかげ で たくさん の 想 い   に   出会う





:::




                 ロンドン  は かがやいていて



その  空 気   の   なか  を 歩いて 呼 吸 して


花  や  木 々  に ひとびと に   触れられた    だけで










じゅうぶん   だった

 
                                                                                            
           
                
        また 緑 の ころ   かがやきたち に 会 い に 行こう と おもう


                                    



それから


          
                        おみやげ は    いままで  の 旅 で いちばん すくない   かもしれない




                                                                               
                                                                                 
                                                                                

パートナー  は いつも ゆうじん の もの



年 末 最 後 の 日  ポルトベル・マーケット を あるいていると


 以 前 から   ゆうじん  が  さがしていた


ルーシー・リー や バーナード・リーチ  の

ふるい 切 手  の こと を ふと  思い出 した と いいながら 


後 ろ  を ふりかえったら


切 手 売り  の おじさん  の おみせ が あり



 かっていた


出会い  は とんとん 拍 子






         わたし は  
 


   さつまいも   と  アーモンド オイル  だけ








   ロンドン  の   おみやげ  が 



さ  つ  ま  い  も




さぁ どう 料 理  しようか..



ブロッコリー  を 茹でながら かんがえる





  ::: いちねん の はじまり はじまり :::