ただいま ブルガリアン たち が となりの 部屋 に いる
:::
そうそう 我が家 いよいよ アクション 開 始
あたらしい 暮らし には 持っていかない と 決めた
多くのもの を 本格的 に 処分 することに
多くのもの を 本格的 に 処分 することに
そこで チェコ父 始 動 。
掲示板に ” こんなもの あんなもの お譲りします ” と投 稿
なんとも 不思議 な 活気 が 我が家 を 駆け抜ける
そうこうしていると 家の チャイムは 鳴 る
で ただいま ブルガリアン なわけである
掲示板に ” こんなもの あんなもの お譲りします ” と投 稿
それ以来 一昨日あたりから しらない だれかから 何本も電話がはいり
何組もの ひとびと が 家 に 来ているのだ
なんとも 不思議 な 活気 が 我が家 を 駆け抜ける
そうこうしていると 家の チャイムは 鳴 る
:::
父母 が 小さかった頃からの ものたちとも さよならする
ここに くるまで きっと たくさん の 葛 藤 も あったにちがいない
::: いつ また 手 に はいるか 分からない :::
という 時代 を へてきた この国 のクローゼットからは
簡単 に 捨ててしまう 国 そだち の
わたしには おどろきの 連続 な ものが つぎつぎと でてくる
たとえば もうずっと 昔に なくなった おばあちゃんの ニット や
母の 少女の ころの 交換日記 や らくがき帳
Martin の ちいさかった頃 の 帽子 や 体操服 まで …。
Martin の ちいさかった頃 の 帽子 や 体操服 まで …。
その すべてが わたしには かわいらしく すべてを
もっていけたらと思うのだが そうも いかないので
よりすぐり 以外は さよなら するしかない。。。
よりすぐり 以外は さよなら するしかない。。。
そのたびに きもち が きゅっ と いたくなる
:::
いまだ に いろいろを 残 念 に おもっている わたしより
はるか に 大 人 な チェコ 父母 は、
尋ねてきた ひとびとの うれしそうな よろこばしい わらい声を
うれしそうに 見守っていた
:::
30年もしくは100年をこえる いろいろな 思い出たちは
きょうも だれか の もとへと でかけていった
きょうも だれか の もとへと でかけていった
こんなに よい家具も ただで あげちゃうの!? と
まだまだ わたしだけが しょんぼり なのだが
当の 本人たちは 持ちもの が だれかの 人の手に わたるたびに
引越 の 日が ちかく なるたびに 軽やかになっているようで
キッチンからは はなうた が 聞こえてくる
そう こんなふうに
思いきって シンプルな くらしを 選んだ 父母 を 誇らしくおもう
:::
一方 わたし は わたしで
すこおしずつ ほんとうのものだけ えらんで かぁるく かぁるく
暮らすのが いつか の 目標
暮らすのが いつか の 目標
けど ここの ものたちは あまりにも
いとおしすぎて なかなか 至難 の わざである
:::
あなたの たいせつなものは なんですか。。。