1.14.2011

::: こどもに まけずと こどもに なる :::

 





::: Karolinka a Martin :::

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もうすぐ お別れ の  いえを かたずけながらも

まいにち 行く とってもとっても おおきな 公園 が

 家 を でると すぐ に ある


 ものがたり に でてきそうな 自由 な 木 や いろとりどり の 花々 も

  数日前 までは 雪 たち で いちめん まっしろ


  そして このしろ に ときどき 色 を 添えるのは

 やっぱり かわいい こどもたち

 
  カラフル な ふゆ の ぽてぽて の 服 を 着こんで

 はしり   わらう





 ここには  ちょっと 名 物 の プラハ 城 を 一望 できる  こだかい 丘 が あり

 
  はじめて来たときには ゆめじゃないかとおもった すきな ばしょである


 それいこう わたし は いつも なにかしら ここに 来ていた

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   春 には 芝生 に ねころんで


 夏 には 木陰 で ひとやすみ

 
  秋 には 茶 器 と おかし を もってきて  ちいさな お茶会

 きれいに 色づく 花の木 を みつけては カジュアル に 茶 道 も たのしんだ



 そして 冬 



もう 何回目 の 冬 だろう  木 陰 で ひとやすみ  の 季 節ころ から


 すで に いつも 冬 を 想っていた


 そして 先 週  ようやく   ひさしぶり に 冬 の あそび を たのしんだ

 ここは ものすごい 斜 面 が ながい ので 恰好 の 場所 


 ::: ソリ あそび :::

  
 ちいさな 子供たち に ぶつからないよう に... 

  おとな  は ただ わたし と Martin だけ

 
 ちょっと うわ の そらで こども を 見守る  おとなたち なんて 気 に せずに


 なんども なんども 何十 メートル も ある 


 雪 の 丘 を すべった

 
 そのようす が あまりにも おかし かったよう で

 全 員 が まいかい わたしたち が すべるたび に おおわらい


そんな わらいごえ  を  背 に

 考えている 暇 なんてない と ばかりに




すべて の 景色 は 線 と なって




あっ  というまに 急降下  する



でもでも 一 瞬 だけ


プラハ の 中 心 もしく は プラハ 城 


はたまた 日本 か 宇宙 まで すべって  いけるんじゃないか 


と しんけん に おもった 


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そう 街そだち の わたしには ここに まだのこっている 

昔 から の たのしみ の なにもかも が


あまりにも  素 朴 で しらないの に  なつかしくって うれしい



だから  ほんとう に 自然  で  いられる



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この 数日 は あたたかく あんな に ふわふわ 積もっていた 雪 は

    すっかり  とけてしまった 


それでも


 あう人  あう人  田舎 へ 移る わたしに  ”凍らないでね”  と みんな が いう




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 あなどることなかれ チェコ の 冬


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 来 月 からは 暖 炉 ひとつ の せいかつ が はじまる


 

      さぁ どうなることやら。。。




つめたく  冷えた 石造 り の 家 が まっている