::: ひっこしちゃった :::
ようやく そして いよいよ ほんとう に 南ボヘミア に
ひっこしちゃいました
プラハ から の ひっこし は 大道芸人 の 大 移 動 サイズ
ほんと に それは もう 超 特 大 な 作業 の れんぞく でした
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さすがに ひっこし直後 に 村のゆうじん が 食事 を つくって
まっていてくれたのは いいけど
あまり に やわらかい 光 の 中 での 食卓で
わたしの ここ 数週間 ぴん とはりつめつづけていた 糸 は
いっきに はらはらと ゆるみ
たべもの を こぼす おとす の れんぞく…
さんざん で はずかしかった
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そして
しらなかった...
ここ すうねん こんな に おもろく くるった アンティーク Bazar に
住んでいたとは…!
たとえば 棚卸し なんて しなくちゃいけないとしたら、
何億 いや 何兆 いやいや ∞ アイテム
が ここには あるのだろう。。。と
数週間 ひいひいおじいちゃん や おばあちゃん の ものだとか
それは 無数 のものや 思い出 と あいかわらず かくとうしていた
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まったく 日本 の街そだちの わたし には、どうして...?? の れんぞく
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どうして チェコ母 の 少女時代 の 交換日記... !?
どうして チェコ母 の 少女時代 の クリスマスプレゼント の 包装紙がっ…!!
( …か かわいい )
どうして ひいおばあちゃん の 手芸アイテム...!? 量がすごいんですが…
ベッドの下から Martinたちが 読んでそだった ふるい絵本たち…
(たくさんの 絵本の上で 数十年 寝たいたのね チェコ母さま )
これまた 無数に 出てきた 毛糸を チェコ父 と 母が なかよく
ちょっと のんきに くるくる 巻きなおしている の…!?
( 引越し 本番 の 前夜 なのですが… )
ひいおじいちゃんの
切手 が まだ いろいろなところから すこしずつ でてきたり…
( 隠しているばしょによって なにか意味があるのか…!? )
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えいっ と チェコ母 が 処分すること を 決めた アイテムたち は
困る…
すべて わたしの きっと 日本 の おんなの 子 の ど真ん中 !
(けっきょく 引越しなのに 今回 わたしだけ ものすごく ものが増えてしまう…)
はたまた
ありえないほど 巨大 な 絵画 が 家具 の 後ろから ごそごそ でてきたり...
Martin も 車に つみこんだ 絵画 の 多さ に さすが に おののき
” ギャラリストか… !!! ”
と どこか の だれか調 に つぶやいていたのが おかしかった…
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でも でも
何世代 もの 人生 と チェコ という 国の 歴史 の 一遍 が
そこには ぎゅっとつまっていて
さいご の 数週間 は
ながいながい 時 空 間 旅行 に でかけているようだった。。。
ながいながい 時 空 間 旅行 に でかけているようだった。。。
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そんなふうに いろいろな 想い で いっぱいの けれど
とっても あったかな ひっこし だった。。。
そして なんと このサイズ にも かかわらず
業者は たよらず すべーて ともだちたち が てつだってくれた
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やさしい あったかい ひっこし
仕事柄 陶器 を はこんだりするため
重いいのも なれているため おとこの子 の ゆうじん達 あつまり
いつも の
いつも の
チームワーク で すいすい もの が 車 に つまれていった…。
ある日 には プラハ の 劇場 で はたらく
いつも にこにこの チェコともだち が やってきて
ながい コットンの ひも いっぽん で すいすい
おおきな 家具 を はこんだのは
おおきな 家具 を はこんだのは
みていて ちょっと あざやかだった…。
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部屋 に のこる にもつ が、 あと 数える だけになると
ほんらい の 住まい の 輪 郭 が 見え
とっても ひろく 乳白色がかっているむかしの白の 空間と
やさしく さいご の おわかれ を する
やさしく さいご の おわかれ を する
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そして 車 に さいご の 荷物 を 運ぼう か と いうところ…
::: つづく :::